政治そのほか速
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2015年3月28日、米外交誌フォーリン・ポリシーによると、中国や韓国、シンガポール、日本、台湾など東アジア各地で婚活に苦しむ男性が増えており、東南アジアをはじめとする低所得国に花嫁を求めるケースが増加している。29日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。
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21世紀に入ってからだけでもすでに50万人もの女性が東アジアの国々へ“嫁入り”している。韓国では外国人嫁を得た男性の割合が1993年には1.6%だったが、2013年には8%にまで増えている。
花嫁を求める男性が海外に活路を見いだすようになった背景には、自国女性が婚期を遅らせたり、結婚しないという選択をするようになっていることがあるとされている。学歴や経済力の向上にともない、男性優位の価値観が色濃く残る結婚に否定的な女性が増えている。
そうした中、中国は外国人花嫁を必要とする一大市場となっている。2014年、中国の新生児男女比は男116:女100。計画出産を強いる一人っ子政策の影響で男の子しか生まない家庭が圧倒的に多く、世界的な性別アンバランスを助長させる原因にもなっている。
中国は2020年には結婚適齢期の男性が女性よりも3000万人も多くなると予測されており、国際結婚の需要も増加するとみられている。(翻訳・編集/岡田)
【ベルリン時事】フランス南東部でのドイツ旅客機墜落で、独西部デュッセルドルフの検察当局は30日、声明を出し、故意に墜落させたとみられるアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)は、操縦士免許の取得前に自殺の恐れがあったと明らかにした。ただ、最近は自殺や他人への攻撃性の懸念は確認されていなかった。
捜査当局は24日の旅客機墜落後、副操縦士の関係先を捜索した。声明は、押収した診断書などを調べた結果、副操縦士は数年前に自殺の恐れがあり、長期にわたって心理面の治療を受けていたと指摘。その後も受診を続けていたが、最近は自殺の懸念や暴力的な傾向は診断されていなかったという。
米メディアなどによると、副操縦士の免許と適性証明書には「慢性的な疾患があり、定期的な診察が必要」と記載されていた。副操縦士が勤務していた独格安航空会社ジャーマンウィングスと親会社ルフトハンザ航空もこれを把握していた可能性があり、どこまで深刻に考えていたかが焦点になる。
会社側は墜落後の記者会見で、副操縦士には「安全飛行のための100%の能力があった」との見解を示していた。
2015年3月30日現在、エアアジアグループのタイエアアジアXの日本発着便は予定通りの運航で、5月1日からの札幌ーバンコク線の就航開始日の変更は無いと伝えている。
【その他の写真:資料写真 エアアジアXの機内サービス。】
日本の国土交通省航空局が、タイの国航空局に対し、ICAO(国際民間航空機関)が安全審査体制の基準を満たしていないと指摘していることを理由に、新たな就航路線などの認可を凍結していると伝えられているため、就航が遅れるのではないかと心配されていた。
札幌ーバンコク線は、毎日1往復・エアバスA330型機で運航する。初便は、5月1日23時10分バンコク発→5月2日7時50分札幌着。5月2日8時55分札幌発→14時10分バンコク着。札幌ーバンコク線は、タイ国際航空がボーイングB777で既に毎日1往復運航しており、座席数が倍増する。
【編集:高橋大地】
25日の韓国メディア・KBSは、韓国政府が7年間1200億ウォンを投資して“韓国料理のグローバル化”を進めてきたが、その結果が思わしくないと報じた。
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記事によると、韓国政府は2009年に韓国を代表する料理として、トッポキ(餅の甘辛炒め)、ビビンバ、伝統酒、キムチを選定した。特にトッポキの世界化に力を入れてきたという。5年間で140億ウォンをかけて、様々なイベントを開催し、研究所まで建てたが、研究所は1年でトッポキの研究をやめたという。また米国ではこれらは全く浸透しておらず、「米国人が好む韓国料理」の1位は、2010年、2011年ともに”コリアン・バーべキュー”(プルゴギ)だったという(韓国農林水産部調査データ)。
ニューヨークタイムズ紙のグルメ専門記者のメリッサ・クラーク氏は「韓国のビビンバは白米を使っている。野菜がたくさん入っているから、”ヘルシー”だと思うのは、韓国の考え」と述べ、「食べ物を強要することはできない。相手の関心を知らずに、無条件に食べ物を押しつけてはならない」と厳しく指摘している。
記事は、韓国政府は、韓国料理の競争力を”ヘルシーさ”だと考えてきたが、それに似合った徹底した戦略がなかったことを疑問視し、外国人が好きな肉料理の魅力を活かし、ビジネスにつなげる方向で政策を再検討したほうがいいとの意見も出ていると伝えた。また、韓国料理のグローバル化は日本の和食のグローバル化をベンチマークとした政策だが、日本は1960年から、和食のグローバル化に乗り出しており、料理だけではなく、料理法や職人教育、食文化などを総合的に伝えてきたと分析。韓国はまだ中長期のロードマップすらできていないが、和食は2年前に世界遺産に登録されたと報じた。
この報道に対し、韓国のネットユーザーからは様々な意見が寄せられている。
「韓国料理は韓国人の口に一番合う料理です。世界の人々には合わないかもしれません。素直にそう言えばいいと思う」
「キムチを知っていますか?キムチを知っているかどうかがそんなに問題か?」
「我々自慢のキムチも世界ではただしょっぱいだけの漬物」
「おいしければ、韓国に飛んできて食べてくれると思う。”ヘルシー”で包装して宣伝しても、白米にしょっぱいタレのかかったビビンバはウケない」
「韓国料理はベトナム料理のような地位にはつけないと思う」
「西洋人も日本のすしは嫌いだった。米国でも嫌われた。…
2015年3月29日、韓国・聯合ニュースは、大河ドラマは教養と楽しみを満たさなければならないため、徹底した時代考証が基本だが、韓国ドラマ「懲ヒ録」(※17世紀ごろに書かれた李氏朝鮮の史書と同名のKBSドラマ)の中に登場する日本の武将の話はどこまでが本当だろうかと疑問を呈した。
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ドラマ「懲ヒ録」で、豊臣秀吉は前歯が飛び出た姿で登場する。本物の豊臣秀吉の前歯は「出っ歯」だったのだろうか。1591年、使臣(※君主の代理、または国家の代表として外国に派遣される使者)として日本に行ってきた金誠一(キム・ソンイル)は豊臣秀吉の外見を「猿の顔にねずみの目」と描写した。また、壬辰倭乱(文禄の役)当時に活躍したポルトガルの宣教師ルイス・フロイスは著書「日本史」のなかで、「小さな体格で、不細工」と書いた。豊臣秀吉の主君であった織田信長は豊臣秀吉を「猿」あるいは「はげねずみ」と呼ぶこともあった。すなわち、「懲ヒ録」の中の豊臣秀吉の「出っ歯」は、これらの記録を根拠にした想像力の結果である。
また、「懲ヒ録」で加藤清正は単純で無知な武将として描かれる。これは、加藤清正に関する記録を参考にしたものとみられるが、実際に加藤清正は壬辰倭乱当時、明と日本の和議交渉に反対し、戦争を続けるよう強硬な主張を広げた。また、韓国では「虎殺しの加藤」として知られている。加藤清正は朝鮮で虎狩りを楽しみ、その革を豊臣秀吉に献上した。これらが朝鮮の民に加藤清正の恐ろしいイメージを刻み込んだのだ。
この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。
「先祖の苦悩を描いているが、KBSの正統大河ドラマとしては不適切だ」
「このような大河ドラマは廃止すべきだ。韓国人の自尊心を傷つける」
「朝鮮時代の先祖と李明博(イ・ミョンバク)。共通点が多い。国を台無しにして民を捨てた」
「今のようなグローバル時代に日本人も韓国人も関係ないね」
「過去の出来事を現在に赤裸々に伝えている」
「はげねずみか~」
「猿の面にねずみの目だと、それは李明博だ」
「なるほど。われわれが考えている日本人のイメージは豊臣秀吉から来ているようだ」
「日本の時代劇では、豊臣秀吉も織田信長も完璧なイケメンだけキャスティングしているよな」
「韓国側より、日本側の登場人物の方が興味深い」
「日本が攻めてきたら、サッと日本について、中国が攻めてきたら中国につく。生き延びるため先祖代々受け継いてきた、この国の教え」(翻訳・編集/三田)