上海出入境検験検疫局はＨ＆Ｍやエスプリ、アメリカンイーグルなど海外有名メーカーを含む輸入服飾やコスチュームジュエリー６万９０００件、５５万ドル相当を集中廃棄した。３月９日、新華網が伝えた。
　上海出入境検験検疫局は昨年、全国の６６％に相当する輸入服飾４万７０００件、総額７億６０００万ドル相当の検査申告を受理。１万７０００件をサンプル検査した結果、７．６％にあたる１３３４件が不合格となった。製品別では子供服、コスチュームジュエリー、生産地別ではバングラディシュ、インド、イタリアなどが目立った。
　色堅ろう度基準違反などの違反が見られ、肌に直接触れるとかゆみやアレルギー、皮膚炎を引き起こす恐れがあるという。
　（編集翻訳　浦上早苗）