政治そのほか速
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◇国連大学の記念シンポでスピーチ
安倍晋三首相は16日、東京都渋谷区の国連大学で開かれた国連創設70周年記念シンポジウムでスピーチした。安全保障理事会の改革について「もはや議論に時間を割くときではない。具体的な成果を生むときだ」と述べ、早急に取り組むよう求めた。10月の非常任理事国選挙で11度目の当選を目指す意向も示した。
首相は「日本は一つ一つ実績を積み上げてきた誇りを胸に、常任理事国の役目を引き受ける用意がある」と述べ、常任理事国入りに改めて強い意欲を示し、安保理を早期に改革する必要性を訴えた。
今年は国連創設70年で、来年は日本の国連加盟60年となることから、「この2年を具体的な行動の年と位置付ける」と強調した。
日本政府はドイツ、インド、ブラジルとの4カ国(G4)で、常任・非常任理事国の枠を拡大する改革案を、年内に国連へ提出する方針だ。
首相はまた、テロを生まない社会づくりのため、平和構築を担う国連職員などの専門家を育成する事業を新たに始める考えを表明。情報通信やロボット技術を活用して高齢者が元気に暮らせる「スマートプラチナ社会」のノウハウを世界に普及させる方針も示した。【松本晃】