政治そのほか速
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◇ISをまねた可能性
【ヨハネスブルク服部正法】西アフリカ・ナイジェリアで勢力を拡大するイスラム過激派ボコ・ハラムが2日、拘束した男性2人を斬首したとする内容のビデオ映像をインターネット上で公開した。同様の「処刑」映像を多数公開してきたイラク、シリアのイスラム過激派「イスラム国」(IS=Islamic State)をまねた可能性がある。
ビデオでは、2人の男性がひざまずかされ、刃物を手にした戦闘服を着た男の詰問に、一人の男性が「警官から5000ナイラ(約3000円)受け取った。任務は情報提供だ」と、「スパイ行為」を告白させられる。その後、斬首後の遺体の映像が映る。斬首する場面は含まれていない。
ボコ・ハラムは、ISのイスラム国家建国宣言(昨年6月)の直後に支持を表明。それまでのテロ攻撃から、ISの手法をまねるように町や村を全面的に支配する戦術を取るようになり、同8月にはイスラム国家の樹立を宣言した。これまで北東部3州を中心にベルギーに匹敵する約3万平方キロを制圧したとの指摘もあり、カメルーンなど隣国への越境攻撃も増えている。