２７日付の中国紙・東方早報は、「韓国が立場を一変してＡＩＩＢに加入、韓国人の脆弱な自尊心は経済的な誘惑に勝てなかった」との見出しで、韓国がアジアインフラ投資銀行（ＡＩＩＢ）への参加を表明した問題を取り上げた。
　米国や日本の態度を考慮して、アジアインフラ投資銀行（ＡＩＩＢ）への参加に慎重な姿勢を見せていた韓国だったが、英国やフランス、ドイツ、イタリアなど各国が参加を表明すると突然、立場を一変させた。
　韓国企画財政部は２６日晩、韓国がＡＩＩＢに創設メンバーとして参加することを、中国側に書面で伝えたことを発表した。ＡＩＩＢは韓国が創設メンバーとして参加する初の国際的な金融機関。アジア太平洋地域の重要な経済国であり、米国のアジアにおける要の盟友の１つである韓国が、ＡＩＩＢに加入する意義は大きい、と記事は伝えている。
　（編集翻訳　小豆沢紀子）