陝西省西安市でこのほど、約８００年前の墓が見つかり、中から酒とみられる液体の入った容器が発掘された。中国中央テレビが１８日報じた。
　
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　今回見つかったのは、同市内では初めてとなる金代のものとみられる墓。墓の主は当時この地方において最高行政長官とされた陝西省東路転運使兼六部尚書だったとみられる。
　副葬品には、古代に酒を入れるのに使われた器具である「梅瓶」があり、出土時には密封されていた。中には透明な液体が入っており、専門家は中身が当時の酒であると推測している。容器の密閉性が高かったため、８００年あまりにわたって保存することができたようだ。
　（編集翻訳　城山俊樹）