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河南濮陽市で2月26日、おぼれていた女児2人を救うために湖に飛び込んだ大学生が溺れて死亡した。この事故について、救助された児童の母親が責任追及を逃れるために女児に「大学生は救助のために飛び込んだのではなく、一緒に落ちた」とウソをつかせていたことが明らかになった。河南商報が2日報じた。
2月26日午後、華北水利水電大学3年生の男子学生が、人造湖に母親と遊びに来ていた際に、誤って湖に落ちた7歳と3歳の女児を救助するために湖に飛び込んだ。2人の女児は救助されたが、男子学生は力尽きて死亡した。
その後、女児の母親が「男子学生は女児と一緒に落ちただけ。救助のために飛び込んだのではない」と証言したことが伝えられ、ネット上をはじめとする社会各界で議論を巻き起こした。
救助された7歳の女児は取材に対して「ママと妹と遊んでいたら、男の人が来て手すりに片足を掛けて寄り掛かった。それから手すりが壊れて、男の人と私、妹が湖に落ちた」と証言。また、同28日午前には現地公安局の担当者も「調査の結果、3人は同時に湖に落ちた」、「(救助のために飛び込んだとする報道について)事実と甚だしく異なる」とコメントしていた。
しかし、男子学生の家族や友人、さらには同大学のネット掲示板などから、母親や女児の証言に対する疑問の声が噴出。この状況の中、今月2日未明に警察が「男子学生は女児を救助しようとして飛び込んだ」と事実を明かした。これに続いて、取材を受けた母親も「責任を負うことになるのを恐れて、娘にウソを言うよう教えた」と告白。女児の叫び声を聞きつけた男子学生が湖に飛び込んだことを明らかにした。
(編集翻訳 城山俊樹)