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14日、フィリピンの首都マニラで、2時間にわたって市内を走り回った後、捕獲されトラックの荷台に載せられた水牛(AFP=時事)
【マニラAFP=時事】フィリピンの首都マニラで14日、食肉処理場から逃げ出した水牛1頭が2時間にわたって市内を走り回る騒ぎがあった。角で突かれた3人が負傷し、住民は一時パニックに陥った。
この水牛は3歳のメスで、体重は約500キロ。警察によると、処理場の従業員2人を長さ46センチの角で突いてけがをさせた後、1キロ以上離れたビジネス街まで逃走した。途中、通行人の女性1人も角で負傷させたという。
水牛はビジネス街のホテルに乱入してロビーの調度品を壊したほか、コールセンターの受付のガラスを割るなど大暴れ。センターのスタッフ約200人が避難を余儀なくされた。最後はわなで御用になった。