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マイクロソフトの共同創業者ポール・アレン氏がツイッターにこのほど、第2次大戦中に撃沈された戦艦「武蔵」を発見したと投稿し、注目を集めている。3日付で台湾紙・自由時報が伝えた。
【その他の写真】
アレン氏はツイッターで、自身が所有する巨大ヨット「オクトパス」が第2次大戦中に沈没した日本の戦艦「武蔵」を発見したと明かし、船首部分の巨大な菊の紋章と漢字が記された部品の写真を“証拠”として添付した。
アレン氏によると、「武蔵」が発見されたのは、フィリピン・シブヤン海の深さ1000メートルの場所。日本の専門家は、公開された2枚の写真だけでは「武蔵」かどうかを判断するのは難しいとしている。
戦艦「武蔵」は当時、同型艦「大和」と共に世界最大級の軍艦と呼ばれていた。全長は263メートル。魚雷に撃沈された当時は2400人が乗船していたが、半数以上が死亡または行方不明となっている。
このニュースは中国の大手メディアも次々と報じ、同国のインターネット・ユーザーたちの注目を集めた。ユーザーたちのコメントを拾ってみる。
「あの時代に日本はこんなに大きな戦艦を造ってたのか!」
「残念ながら、中国軍が撃沈したのではない」
「マジかよ? これ、引き上げられるの?」
「ある意味、人類の奇跡」
「ついでにマレーシア航空の不明機も見つけてくれよ」
「武蔵や大和ってやっぱり欧米人のものだったって再度証明されたな」
「とにかくまぁ、日本はスゴいってことだ」
「日本の造船技術、スゴい。今も中国の軍艦で使っている特殊鋼は日本からの輸入品が多いんだって。今は平和な時代。経済発展と協力の時代だ」
「70年経っても字がはっきりと見える。この技術、スゲェ!」
「武蔵って確か、魚雷16発と爆弾6発を浴びて撃沈されたんだよな。沈むまでに1日以上耐えたってスゴい!」
「当時の日本海軍が世界のトップレベルだったってことを認めざるを得ない」
「中国の成り金諸君がカネを出し合って引き上げて、日本大使館の前に置くのはどうだ?」
「どうやって発見したの?」
「いいぞ! また犯罪の証拠が増えた」
「日本政府は第2次大戦で他国を侵略したって認めていないんでしょ? だったらこの軍艦はフィリピンで何してたの? 旅行?」
(編集翻訳 恩田有紀)