政治そのほか速
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第3回国連防災世界会議が仙台で開かれ、日本政府はわざわざ各国首脳を新幹線で現地に移動させるよう手配し、新幹線を実際に体験してもらう「新幹線外交」を展開した。17日付で聯合早報網が伝えた。
タイのプラユット首相は14日、東京から新幹線で仙台に向かった。新幹線乗車はこの2カ月で2度目となり、新幹線に対する重視と期待がうかがえる。安倍晋三首相とも20分の短い会談を行い、先月に締結した覚書(MOC)について、具体的な協力内容を協議した。同首相は今年2月に訪日した際も東京から大阪までを新幹線で移動し、新幹線導入への期待感を示している。
マレーシアのムヒディン・ヤシン副首相も新幹線に乗車。安倍首相は会談で、クアラルンプールとシンガポールを結ぶ高速鉄道プロジェクトへの新幹線の参加を強く希望していると語った。安倍氏は昨年9月にミャンマーで開催されたサミットでも、マレーシアのナジブ首相との会談で、新幹線を売り込んでいる。
実際に新幹線を体験したヤシン副首相は、「新幹線は50年の歴史がある。先進的な技術と十分な経験を持っている。特に注目しているのは、今までに1度も死亡事故を起こしていない点だ」と称えた。だがその直後に、「これは考えるべき重要な要素の一つであり、ほかに考えなくてはならない要素がたくさんある」とも話した。
(編集翻訳 小豆沢紀子)