政治そのほか速
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【クラホベ(ウクライナ東部)=石黒穣】ウクライナ東部で同国軍と親ロシア派武装集団がにらみ合う前線地域のクラホベに11日、軍の護衛を受けて欧州メディアと共に入った。
双方の停戦合意は15日で発効から1か月が過ぎる。前線は散発的な砲撃が続き、戦時と変わらぬ警戒態勢にあった。
クラホボは親露派の拠点ドネツクの西約30キロ・メートルに位置する。静寂の中、冷たい横風が吹き付ける。牧草地に長さ200メートル以上の塹壕(ざんごう)が掘られ、迷彩服の兵士が身を潜めていた。カラシニコフ自動小銃を構えていた兵士オレクサンドルさん(22)は「ロシアと親露派はいつ攻撃を仕掛けてくるか分からず油断出来ない」と話した。付近には、迷彩服の兵士が約30人。緊張のせいか、たばこを持つ手を神経質そうにゆらす者もいる。11日未明には、ここから15キロ・メートル離れた政府軍の陣地に3発の砲弾が着弾した。