2015年3月4日、中国・環球時報によると、台湾が、検討していた抗日戦勝利70年の軍事パレードを実施しないと明らかにしたことについて、中国の専門家は「中国が軍事パレードを実施するから台湾も行うというのでは、オウムの口まねのようでメンツを失うと考えたためではないか」と指摘した。
　
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　台湾国防部の報道官は3日、与党の立法委員（国会議員）が提案していた抗日戦勝利70年の軍事パレードについて「検討、評価を行ったが今年は実施しない」と述べ、軍事力をアピールする「戦力展示」イベントを7月以降に行うと明らかにした。
　
　厦門（アモイ）大学台湾研究院政治研究所の張文生（ジャン・ウェンション）所長は3日、台湾当局の決定について、「中国に倣えでメンツを失うのを避けたい意向があり、また軍事パレード実施よりも日本との関係を重視している表れでもある」と指摘した。（翻訳・編集/柳川）