政治そのほか速
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(台北 7日 中央社)マレーシアで不動産などを手がけるIOIグループは6日、超高層ビル台北101の株式購入を取り消すと発表した。
IOIは昨年12月5日、約27億4000万リンギット(約900億円)で台北101の37.17%にあたる株式を主要株主である頂新グループから購入する契約を締結。台湾では外資の不動産投資に一部制限があるため、経済部(経済省)投資審議委員会で審議が続けられていた。
当初の審議期限は今月5日で、継続審議には延長申請が必要だったが、IOI側はこれを行わなかったため、株式購入は事実上不可能になった。
台北101をめぐっては、頂新グループが昨年、違法な成分が混入した食用油を製造、販売していたことが発覚し、資金確保のためにIOIグループへの株式売却を決定。だが、外資の株式取得に、与野党などから強い反発が上がっていた。
(韓テイテイ、郭朝河/編集:杉野浩司)