中国ニュースサイトの新浪新聞中心が同国版ツイッター・微博の公式アカウント「微天下」で８日、旧日本軍の従軍慰安婦となって人権を侵害されたとして、韓国などの女性らが日本政府を相手取り、米国で提訴する計画だと伝えた。
　日本メディアの８日の報道によると、女性らは月内にも米サンフランシスコの連邦地裁に提訴する。日本政府のほか、「慰安所の設置・運営に関与した」として三井や三菱の旧財閥系企業などの責任も問う。
　米国ではアジアの女性らが２０００年、同様の損害賠償訴訟をワシントンの連邦地裁に起こしたが、連邦最高裁は政治問題に属する課題だといった理由で訴えを退けた。
　このニュースは中国のインターネット上でも話題になり、ユーザーたちから続々とコメントが寄せられた。一部を拾ってみる。
　「韓国の成功を祈る！」
　「アメリカで提訴するのが正しい。アメリカ人がどう処理するかに注目」
　「日本人のモラルってどこにあるの？」
　「中国と韓国、北朝鮮が一緒に提訴するべきだ」
　「日本は罪を認めていない。無責任なヤツは大嫌いだ」
　「過ちを認めない日本は恥知らず」
　「やったんだから、認めろよ！　日本人、ヒドすぎる！」
　「子供のケンカか？　アジアの恥さらし」
　アメリカは国連じゃない。これは国連で解決すべきだ。けど、国連は何十年も前に戦争犯罪を裁いているから、今になって新しい罪を加えようとしてもムリ。何十年かごとに過去の戦争の罪を探し出すことなんて、おかしくない？？罪はずっと消えないってこと？」
　（編集翻訳　恩田有紀）