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中国メディアの環球網は13日、15日の「世界消費者の権利の日」に合わせて中国の消費者を対象にネット調査を行ったことを伝え、消費者のブランドに対する好感度において、日本ブランドは欧州ブランドに「完敗」だったと報じた。
報道によれば、環球網は5日から9日にかけて調査を実施し、海外ブランドについて2834件の有効回答を得、59.6%の調査対象者は海外ブランドに対して良いイメージを抱いていたことを紹介する一方、36.8%が「ここ1年の間で海外ブランドを購入する機会が減った」と回答した。
記事は、好感度の高い海外ブランドとして米アップルを挙げた回答者が全体の22.00%に達して1位になったと紹介、2位は12.02%でアウディ、3位は11.99%でBMWだったと報じた。さらに、ウォルマートが10.91%、ベンツが10.76%、アディダスが9.96%、ソニーが9.88%、シーメンスが9.63%、フォルクスワーゲンが9.62%、サムスンが8.24%だったと伝えた。
一方、回答者が選んだ「好感度の低い海外ブランド」はケンタッキーフライドチキンが19.24%、マクドナルドが17.95%、ピザハットが9.47%だったと報じたほか、味千ラーメンが8.91%、カルフールが8.28%、ウォルマートが7.14%、スターバックスコーヒーが6.60%、ホンダが6.52%、吉野家が6.44%、トヨタが5.52%だったと紹介した。
記事は、回答者にとって好感度の高いブランドは「デジタルや自動車の分野に集中していた」と指摘する一方、好感度の低いブランドは主にファーストフードに集中していたとし、「洋食のファーストフードに対して明らかな反感を抱いていることが見て取れる」などと報じた。
また、もっとも好きな海外の家電ブランドについては「1位はフィリップス、2位はシーメンスとなった」と紹介する一方、もっとも嫌いな海外の家電ブランドでは東芝やパナソニック、日立、ソニー、三菱電機などの名前が挙がったと伝え、日本ブランドは欧州ブランドに「完敗」だったと報じた。(編集担当:村山健二)(写真は環球網の14日付報道の画面キャプチャ)
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