政治そのほか速
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【エルサレム時事】イエメンの首都サヌアで20日、モスク(イスラム礼拝所)2カ所で自爆テロがあり、AFP通信によると、142人が死亡した。過激派組織「イスラム国」が犯行を認めた。モスクではイスラム教シーア派系ザイド派の戦闘員が、イスラム教の金曜礼拝に参加していたもようだ。
AFP通信が目撃者の話として報じたところでは、サヌア中心部のモスクで2回、北部のモスクで1回の爆発があったという。イスラム国のサヌア支部を名乗る組織がインターネット上に犯行声明を出し、テロ攻撃は「氷山の一角にすぎない」と警告した。これまでこの組織は知られていない。
昨年9月、ザイド派武装勢力がサヌアを制圧し、今年1月には事実上のクーデターで権力を奪取。ハディ大統領はサヌアを脱出し、南部アデンに移動した。
19日には、所属不明の戦闘機が大統領宮殿を狙って攻撃を加えた。ハディ大統領は「前政権が支援する軍事クーデター」だと非難し、イランの後押しを受けたサレハ前大統領が関与したとの見方を示していた。