政治そのほか速
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ミャンマー空軍の爆弾が国境を越えて中国側に着弾し、住民13人が死傷したことについて、中国外務省は強い懸念を表明し、ミャンマー側に改めて自制を促しました。
「ミャンマー側が中国の懸念に厳粛に対処し、着実に自制を保ち、出来るだけ早く事態を鎮静化するよう改めて促す」(中国外務省 洪磊報道官)
ミャンマー北東部では、先月9日からミャンマー軍と少数民族コーカン族の武装勢力による戦闘が続いていますが、13日午後、ミャンマー空軍の戦闘機の爆弾が国境を越えて中国・雲南省の農村に着弾し、住民5人が死亡、8人が負傷しました。
中国国防省の報道官は、今後再びミャンマー軍機が中国の領空を侵犯したり、領土の安全を脅かすようなことがあった場合、「断固とした措置を取る」としていて、戦闘機による国境付近の警戒を強化するなど、緊張が高まっています。
コーカン族が中国系の少数民族であることから、中国側の住民が武装勢力を支援しているとの情報もあり、中国とミャンマーの関係悪化が懸念されます。(16日20:45)