政治そのほか速
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2015年3月18日、参考消息網は、米国が推進する「高高度ミサイル防衛システム(THAAD)」の朝鮮半島への配備をめぐり、「韓国が米国と中国の板挟みになっている」と伝えた。
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深刻化する北朝鮮の核問題に対し、米国はより高度なミサイル防御システムを導入し、核兵器や弾道ミサイルに対応する方針について重要な意義があるととらえている。しかし、韓国は米国の戦略に不透明な点があるため、継続的に支持することは難しい状況だ。
一方、中国主導の金融システムに参加するか否かで、韓国は中米両国の板挟みとなっている。参加すれば韓国に利益をもたらすが、韓国政府は米国から政治的圧力をかけられるだろう。このため結論を先送りしている。米国から見れば中国のシステムは、自国主導の世界金融システムの競争相手にみえる。
ミサイル防衛システムと金融システムは、一見関係のない問題のようにみえる。しかし、熟慮を重ねて戦略を練れば、二つの問題は韓国に国家的な利益をもたらす可能性もあるのだ。(翻訳・編集/大宮)