【ロンドン時事】ナイジェリアのイスラム過激派ボコ・ハラムは、男性２人を残虐な方法で殺害したと主張する映像をインターネット上で公開した。ロイター通信が報じた。

　　映像が公開されたのは２日とみられる。映像では、男性の１人が「当局から金銭を受け取りスパイ行為をしていた」と述べさせられ、遺体は首を切られているもよう。撮影日時や場所は不明。

　　ボコ・ハラムは過去にも同様の映像を流したことがあるが、ロイター通信によると、今回はより高度な編集技術が使われている。このため、シリアやイラクで勢力を拡大してきた過激派組織「イスラム国」の手法を模倣した可能性が指摘されている。