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【カイロ共同】国営シリア・アラブ通信は17日、シリア軍がトルコ国境に近い北西部ラタキア県で、米軍の無人偵察機を撃墜したと報じた。事実なら、米国主導の有志国が昨年9月にシリアの過激派組織「イスラム国」の拠点に空爆を開始して以来、米軍機の撃墜は初めて。
ロイター通信によると、米政府当局者は同日、無人機との通信が途絶えたことを認めたが、撃墜されたかどうかは調査中としている。
シリアは、自国の承認を得ていない有志国の空爆は主権侵害だとの立場だが、米国が支援する隣国イラクなどを通じて米軍の作戦について一定の情報提供を受けているとみられている。