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三菱自動車がジュネーブ国際自動車ショーで初公開したプラグイン・ハイブリッドのSUV(スポーツ用多目的車)コンセプトカー、「XR-PHEV2」。右は同社の相川哲郎社長=3日、スイス・ジュネーブ
【ジュネーブ時事】世界の自動車メーカーなど約220社が参加するジュネーブ国際自動車ショーが3日、報道陣向けに公開された。欧州連合(EU)が2021年に導入する新たな排ガス規制に対応したエコカーが、約100モデル出展されるなど、規制強化に向けた各社の取り組みが目立っている。
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新規制では、走行距離1キロ当たりの二酸化炭素(CO2)排出量の上限が95グラムと、現行の130グラムから大幅に厳しくなる。欧州メーカーの対応車はクリーン・ディーゼル車が主流だ。一方で、独ダイムラーなどは、日本勢に比べ出遅れていた電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)を出展した。
日本メーカーもトヨタ自動車や日産自動車など、主要各社がエコカーを出展。三菱自動車は、プラグイン・ハイブリッドの小型SUV(スポーツ用多目的車)コンセプトカー、「XR-PHEV2」を初めて公開した。
また、次世代技術として注目が集まる自動運転技術も登場。スイスの自動車メーカー、リンスピードは、ハンドルを助手席に移すこともできる自動運転のEV試作車「ブディー」を公開した。
主催者側は5~15日の一般公開中に、70万人の来場を見込んでいる。