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[ジャカルタ 17日 ロイター] – インドネシア中央銀行総裁は、政策金利のBIレートBIPGを7.50%に据え置くと発表した。据え置きは市場の予想通りだった。預金ファシリティー金利(FASBI)も5.50%に、貸出ファシリティー金利も8.00%にそれぞれ据え置いた。
中銀は、現在のBIレートは物価上昇と経常赤字の抑制方針に沿った水準だとの見方を示した。
中銀報道官は、外為市場への介入は続けるとし、「ファンダメンタルズの状況に応じ、為替レートの安定を維持する」姿勢を示した。
ロイターの調べでは、大半のアナリストが据え置きを予想していたが、今年後半には利下げも見込まれている。
スタンダード・チャータードのエコノミストは「追加利下げの余地が依然としてあるが、中銀の今日の論点は通貨ルピアだった」と指摘した。
きょうの利下げを予想していたキャピタル・エコノミクスは、追加の金融緩和にそれほど時間をかける可能性は低いとし、年末時点での政策金利は7.0%と予想した。またルピアの下落が緩やかである限り、輸出競争力を押し上げるとして中銀は歓迎するとの見方を示した。
中銀は前月、予想外となる25ベーシスポイント(bp)の利下げを実施し、2015年のインフレ見通しを4%未満に引き下げていた。
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