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【AFP=時事】ドイツ紙ビルト日曜版(Bild am Sonntag)は29日、副操縦士が故意に仏アルプス(French Alps)に墜落させたとみられているドイツの格安航空会社ジャーマンウイングス(Germanwings)9525便の機長が、副操縦士に向けて操縦室のドアを開けるよう必死に叫んでいたことが分かったと伝えた。
ドイツ機墜落の副操縦士「皆が僕の名前を知るだろう」
操縦室のボイスレコーダーの記録によると、機長は墜落する少し前、乗客たちの悲鳴が聞こえる中、「頼むからドアを開けてくれ」と叫んだ。さらに機長がおのを使ってドアを壊そうとし、返事をしない副操縦士に向けて「ドアを開けろ」と絶叫する声が録音されていたという。
同紙によると、操縦室を出る前に機長が副操縦士に、バルセロナ(Barcelona)の空港を離陸する前にトイレに行く時間がなかったと話す声も録音されていた。【翻訳編集】 AFPBB News