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[パリ 11日 ロイター] – 過激派組織「イスラム国」が、アラブ系イスラエル人の男性が少年兵によって殺害される映像を公開したことについて、仏当局は少年兵がフランス人かどうか捜査している。警察筋が明らかにした。
映像では、オレンジ色の服を着たモハメド・ムサラム氏が屋内で、どのようにイスラエル対外情報機関モサドに雇われ訓練を受けてきたかを説明。その後、ムサラム氏は屋外に連れ出され、少年兵が同氏の頭部を撃つ様子が映されている。
また、映像の中では少年兵の横にフランス語を話す戦闘員が立っている。仏警察筋によると、仏当局はこの戦闘員が2012年3月に起きたユダヤ人学校襲撃事件のモハメド・メラ容疑者(警察が射殺)の兄弟とみているという。
同筋はロイターに対し、映像に登場する少年兵がその戦闘員の息子かどうかを仏当局が判断しようとしていると明らかにした。
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