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中国ではこのところ、花見の時期の日本旅行が大人気で、ツアーが次々と完売しているほか、日本の駐上海総領事館では中国人に発給する訪日査証(ビザ)の用紙が足りず、代替の紙で対応している状況だ。中国・毎日商報の報道として、杭州網が17日伝えた。
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報道によると、中国の旅行会社では4月前後の日本の桜の時期、花見ツアーを主力商品として売り出している。浙江省杭州のある旅行会社ではすでに5月10日分までツアーが完売の状態だ。3月、4月に送り出す旅行客は2000人を超えるという。
日本ツアーが人気を集める理由について、浙江中山中国国際旅行社・査証部の兪敏達総経理は、「近くて、代金が安いこと、また買い物に便利なことがある」と指摘している。
訪日中国人客に対して上海総領事館が発給するビザは通常、桜の模様などの入ったピンク色が主体の用紙を使用している。しかし今年は発給数が急増して用紙が足りなくなったため、今月11日以降、白黒の代替用紙を使用。総領事館はこのほど、公式サイトでこうした状況を説明し、「用紙は違っても有効なビザだ」と強調した。
(編集翻訳 恩田有紀)