政治そのほか速
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インドが進める高速鉄道建設計画について、中国・新華社は2日、最初の路線となるムンバイ―グジャラート州間を日本企業が受注する可能性があると報じた。
インドはデリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタを結ぶ高速鉄道網を建設する計画で、中国や日本、フランス、スペインの鉄道企業が受注に向けて名乗りを上げている。日本が受注すれば同国としては2007年の台湾高速鉄道以来、2カ所目の海外での鉄道車両と運行システムを合わせた大規模受注となる。インド市場の潜在力は台湾よりも大きい。
日本、インドの両国政府は2013年末にインド高速鉄道の事業化調査に着手しており、今年7月までに最終報告をまとめる計画。2月28日には日本側で調査に参加する国際協力機構(JICA)がニューデリーで開いたセミナーで、「日本の新幹線が最適だ」との意見を示した。
日本企業が受注する可能性がある路線は全長500キロメートル。投資総額は142億米ドル(約1兆7000億円)を超えるとみられ、2017年に着工する予定だ。インド政府はこれまでに駅を12カ所設置すると説明しており、最高時速は320キロが見込まれる。
今後、インドと日本の政府、企業がさらに協議して計画を詰める。インドは機関車を現地生産するなどの条件を出すとみられ、日本企業がどこまで応じられるかが焦点となる。その他の路線をどの国の企業が受注するかは、今後さらに駆け引きが行われるもようだ。
この報道は中国インターネット・ユーザーたちの間で注目を集め、コメントが続々と寄せられた。一部を拾ってみる。
「インド人は反中だから、心の中では日本に発注したいはず」
「モディ首相って冷静な人物だと思ってたけど、中国の安い高速鉄道を買わないで、高い方を選ぶなんて。中国を追い越すとか日々言ってるが、それはあり得ない話だぞ」
「反中のために大きな犠牲。これがインドだ」
「想定の範囲内。中国の高速鉄道買うって言ったらおかしな話だと思う」
「たとえ日本が手を挙げていなくとも、インドは中国のは買わないと思う」
「インドってやっぱり日本を信頼してるんだな」
「中国企業が受注して、日本人が下請けなんてことがありませんように!」
(編集翻訳 恩田有紀)