1999年の餓狼伝説！格ゲーとしての高い完成度とドット絵は今なお輝きを失わない！
　隠れた名作だった『餓狼伝説』シリーズ後継作！餓狼 MARK OF THE WOLVESはSNKが1999年に出した格闘ゲーム、「餓狼伝説」シリーズ最新作、そして、最終作。伝説の狼、テリー・ボガードに育てられたギースの忘れ形見、ロック・ハワードを新たな主人公に迎えた新シリーズだ。SNK渾身の作品はマニアから高い評価を得た。しかし、時は格闘ゲームブーム末期。一新されたキャラクターもあまりウケがよくなかった気がする。シンプルかつ奥が深いシステムやゲームバランスが広く認知されたのは、YouTubeやニコニコ動画などで対戦動画が気楽に見られる近年のことだった。
　戦略性の高いゲームバランスは「餓狼」シリーズ屈指の完成度確かに「餓狼伝説」の人気のピークは「餓狼伝説スペシャル」か「リアルバウト餓狼伝説」の頃だったと思う。テリー・ボガード以外キャラクターが一新された本作は、あまり人気がなかった印象がある。だが、攻撃力がアップし、専用技が使用可能になるパワーアップポイントを設定できる「T.O.P.システム」引き付けてガードすることで様々な恩恵が得られる「ジャストディフェンス」必殺技をキャンセルして連続技へと繋げる「ブレーキング」などの新システムを搭載した意欲作だった。特に「ブレーキング」や「フェイント」を駆使した連続技は熱い。是非専用コントローラーを使いプレイしてみてほしい。
　「餓狼 MARK OF THE WOLVES」攻略のコツ「ブレーキング」や「フェイント」により通常技から通常技がつながるシステムは斬新かつ奥が深かった。また、必殺技が簡単に出せる「SPボタン」「超必殺技ボタン」をスライドさせることにより、スマホでも技を簡単に出せる。LV1ならこれでボスキャラを倒し、ストーリーやBGM、至高のドット絵を堪能することができるだろう。だが、正直な話、物理コントローラーがない限り、華麗なるコンボをキメることはほぼ不可能だ。しかしiOSではWi-Fi対戦をするにはBluetoothをオフにしなくてはいけない。コントローラー使えねえ。なんたることだ。そしてWi-Fi対戦では何分かねばったが誰も見つからなかった。トホホ…(。-_-。)
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