政治そのほか速
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阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは3日、会長兼最高経営責任者(CEO)の椙岡俊一氏(74)が3月31日付で辞任すると発表した。代表権のない取締役相談役に就き、阪急阪神百貨店の会長職も退く。後任は置かず、会長とCEOは空席になる。椙岡氏は大阪市内で記者会見し、「建て替え後の阪急百貨店梅田本店が軌道に乗ったので引き際と決断した」と説明した。
椙岡氏は2000年に阪急百貨店社長に就任。07年には阪神百貨店を経営統合し、H2Oリテイリングの会長兼CEOに就いた。阪急百貨店梅田本店は7年がかりで建て替え、「劇場型百貨店」として12年に全面開業させ、高い支持を得た。14年には中堅スーパー、イズミヤを完全子会社化し、阪急百貨店の中国出店も決定。10年間の長期経営計画が今年度で終了するのを機に、鈴木篤社長を中心とする体制でグループ全体の事業拡大を目指すことを決断した。【岡奈津希】