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情報通信総合研究所(ICR)は、訪日外国人(米国人/英国人/中国人)660人および日本人400人を対象に、公衆無線 LAN の利用状況や情報セキュリティに関する意識および対策状況についてアンケート調査を実施した。その結果、公衆無線 LAN は観光先での重要なインターネット接続手段となっていることなどがわかった。
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訪日外国人の48.8%、日本人の78.5%が公衆無線 LAN を使ってインターネットに接続を行っているそうだ。
公衆無線 LAN 利用には盗聴/なりすまし/悪意のアクセスポイントやサイトへの接続などの脅威が伴う。それらの脅威について、訪日外国人で85.3%、日本人で64.8%と一定の認知はされているものの、対策を実施しているのは、訪日外国人で72.0%、日本人が47.1%と低い傾向にあった。
具体的なセキュリティ対策について、「知らない SSID には接続しない」「AP の暗号化種類の確認と適切な対応」などの基本的な対策の実施率が20%から30%と、著しく低い。
また、無料公衆無線 LAN の情報セキュリティ対策について、ユーザーが行うべきと考えている人が多いが、訪日外国人の40.6%、日本人の35.0%が、無料でも事業者側が対策すべきと考えていることがわかった。