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【ドルトムント 0-1 バイエルン ブンデスリーガ 第27節】
ブンデスリーガ第27節が現地時間4日に行われ、王者バイエルン・ミュンヘンはアウェイでボルシア・ドルトムントと対戦して1-0で勝利している。
順位が離れているとはいえ、相手はドルトムント。負傷者を抱えるバイエルンにとって油断のできない試合となったが、FWロベルト・レバンドフスキが古巣から1点をもぎ取り勝利。連敗を阻止した。
試合後、マティアス・ザマーSD(スポーツディレクター)は、結果に関して満足していることを明かした。
DFダビド・アラバ、MFアリエン・ロッベンの長期離脱者を含め、多くの選手が負傷で欠場。それでも勝利したことに「驚きはない」と、問題がなかったと感じている。
さらに、「もし、ペップのように良い監督では無ければこうはならなかった」と、ジョゼップ・グアルディオラ監督の手腕を称賛。続けて「彼はチームに何が可能か、何をするかを考え、安定させることが出来る」と信頼を寄せ、「選手を入れ替えて戦略を練る」とけが人続出の中でもうまくやりくりしてくれたことを明かした。
勝利したものの少しディフェンシブな戦いとなったことについて「結果的に問題ない」と、勝利したことの重要性を話す。
そして選手が入れ替わり「当然時間がかかる」と難しいと理解している上で、「相手はドルトムント。前からプレスをかけてくることはわかっていた」と、相手の激しいプレッシャーがあったと感じている。
加えて「最後はもちろん押し込まれた。それはこの試合が特別であり、感情を前面に出して想像を超える力を発揮する」とドイツを代表するビッグマッチだと認識している。
しかし、それでも「最後まで安定していた。負けるわけにはいかなかった」と連敗は出来なかっただけに「良い結果。勝利し、勝ち点3を獲得できた。今日は満足だ」と結果を出せたことに安堵している。
ここから中3日で、DFBポカールのレバークーゼン戦を含めて、3週間で6試合の過密日程。負傷者が続出の中でも、この日約1年ぶりにMFチアゴ・アルカンタラが実戦復帰を果たし、光明となっている。
ザマーSDは「このような日程は他のチームにはない特別だ。そして我々はバイエルン・ミュンヘンだ」と、厳しいことは理解しつつも王者のプライドをのぞかせている。