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『101匹わんちゃん ダイヤモンド・コレクション MovieNEX』が、2015年3月18日(水)に発売。
【画像】手書きアニメーションの時代に、ダルメシアンの斑点が600万個以上!!
ディズニーのお家芸である動物映画の傑作を、この機会に改めて観てみましょう。
『101匹わんちゃん』はディズニー長編アニメーション第17作目として、1961年に公開されました。
ディズニー長編アニメーションとしては『眠れる森の美女』の次であり、ウォルト最期の作品『王様の剣』の前にあたる作品です。
■ディズニーのお家芸 動物映画の傑作
タイトルの通り、101匹のわんちゃんが主役の作品。
動物を主役にしその動きを丁寧に描く、ディズニーのお家芸、動物アニメーションの傑作です。
ドディ・スミスによる原作が発売されたのは1956年。ディズニーとしてははじめて、時代設定を(当時の)現代とした作品になりました。
イギリス・ロンドンを舞台に、99匹の可愛い子犬は走り回り大冒険を繰り広げます。
そこに現れるのは、何としても子供たちを助けたいというポンゴとパディータの家族愛や、動物同士で助け合う友情。
まさにディズニーらしい物語です。
■ダルメシアンの斑点は600万個以上!
当時のアニメーションは全て手描き。1カットごとにセル画を作っていました。
しかし『101匹わんちゃん』では99匹の子犬が走り回るというシーンが何度も登場します。
通常の技法では時間も予算も足りません。
そこで開発されたのがゼロックス・システム。アニメーション用の複写システムで、絵をコピーのようにセル画へと転写していく方法です。
ゼロックス・システムを作ったのは、アブ・アイワークス。
アブ・アイワークスは天才的なアニメーターで、ミッキーマウスの生みの親として有名です。
しかし同時に彼はアニメーションの特殊効果にも長けており、ゼロックス・システムの他にもマルチプレーン・カメラなどを発明し、アニメーションの発展に寄与しました。
当時の最新技術によって描かれたダルメシアン。
この犬種の特徴である斑点はポンゴが72個、パディータが68個。
99匹の子犬たちは平均32個の斑点があり、それらはどれも異なっています。
101匹あわせて3,308個!
劇中に彼らが登場するコマは113,760コマあり、映画全体で6,469,952個もの斑点が描かれているというから驚きです。
さらに、セル画に色を塗るのに使われた絵具は約800ガロン(約3,030リットル)、アニメーターが使い切った鉛筆の数は1,218,750本とのこと。…