政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
多くの人が悩まされる花粉症。花粉症とは、花粉によって引き起こされるアレルギー疾患のことです。症状としてはくしゃみや鼻水、鼻づまり、目の痒みなどがあり、ひどくなると喉の奥や口の中の粘膜までも痒くなったり、鼻がつまって呼吸困難になってしまうことも。
花粉症への対処方法の一つに「免疫力を上げる」というものがありますが、青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸であるDHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)も注目されているところ。DHAは脳神経、目の網膜、心臓に多く存在しており、脳の活性化、神経組織の発育促進、視覚機能などの維持・改善などの働きがあります。その他LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を減らして、HDLコレステロール(善玉コレステロール)を増やしてくれる働きも。
またEPAは中性脂肪を減らしたり、生活習慣病の予防になるだけでなく、体の働きを調節する物質の原料になるなどして、炎症を抑制する作用があります。いずれも花粉症やアトピー性皮膚炎、ぜんそくなどといったアレルギー疾患の予防・改善に役立ちますが、ヒトの体内で作り出すことができないため、食品やサプリメントで摂取する必要があります。
青魚が花粉症に良いらしいということは広く知られるようになっています。東京厚生年金病院の耳鼻咽喉科部長で、『鼻の病気はこれで治せる 鼻づまりや花粉症の悩みもス-ッと解消!』(二見書房)の著書もある石井正則先生は、過去「世界一受けたい授業」(日本テレビ系)に出演した際、青魚に含まれる豊富なビタミンDとEPA、DHAが不飽和脂肪酸の促進を助け、 免疫力を高めてくれることを紹介していました。
ちなみに石井先生によると、青魚は1日に1尾、1か月食べ続けることで、花粉症の症状が緩和されるのだとか。花粉症の症状が出てない人にも、発症を抑える効果があるということなので、積極的に摂取したい栄養素です。