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中国河南省洛陽市の市民が、日本で出版された地図をもとに釣魚島(日本名・尖閣諸島)が中国領であることを証明してみせた。30日付で洛陽晩報が伝えた。
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「日本人自ら出版した地図が、釣魚島(尖閣諸島)が日本領に属さないことをはっきりと示している!」。古書収集家の洛陽市民、李儒彬さん(62)は「一部の日本人は嘘をついている。たちが悪すぎる」と憤慨する。1969年に中国政府が作成した「尖閣諸島」と表記した地図を、外務省が16日にホームページ上に掲載したことを受け、「日本人が自ら作成した2冊の地図帳」をコレクションの中から取り出し、反論した。
李さんが「最有力証拠」として示しているのは、1886年に青木嵩山堂が出版した「万国地図」と1987年に帝国書院が発行した「中国国勢地図」の2冊。「万国地図」ではかなり詳細に「大日本」が記されているが、そこには明らかに「尖閣諸島」は含まれていない。一方、中国の部分は「支那全図」として記されているが、そこには釣魚島(尖閣諸島)の位置にはっきりと小島を示す黒点が存在する。
「中国国勢地図」では、更に明確に中国語と日本語で釣魚島(尖閣諸島)が中国領内に記されている。この地図帳の1ページ目には「茨城大学図書館」の印が押され、最後のページには「昭和62年4月10日印刷」「昭和62年4月20日発行」のほか、出版発行は「株式会社帝国書院」、編纂製版は「中国地図出版社」と書かれている。
4ページの「中国の行政区」、10ページの「中国の地形」、49ページの「江西省と福建省、台湾省」では右下角の釣魚島(尖閣諸島)の位置に中国語と日本語でそれぞれ「釣魚島」、「赤尾嶼」と記されている。帝国書院は1917年の創設。地図や社会科教科書などの出版社で、日本の業界で非常に大きな影響力を持つ。
(編集翻訳 小豆沢紀子)