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街でよく見かける、お母さんが子どもを同乗させて自転車をこぐ姿。微笑ましい光景ではあるが、フラフラ走る自転車をはたから見ていて「げっ……そりゃ危ないわ!」と目を丸くした経験がある人も少なくないだろう。
日本では、自転車が主婦にとって唯一の移動手段である場合も多く、当然ながら子どもを乗せた際の事故も頻発している。そこで今回は、自転車安全利用促進委員会が、自転車安全利用のための知識を伝えている『おやこじてんしゃプロジェクト』と共同で実施した調査結果をお伝えしよう。
■9割近くが親子自転車で危険な目に!
調査は、子どもを持つ20~40代の母親125人を対象に実施された。
まず、「自転車でお子様を乗せて利用している際に、危ない体験をしたことがありますか?」という質問では、1位が「重さにより転倒・バランスを崩した」(21.5%)が圧倒的1位。
やはり、1人で乗っているときと、子どもを乗せているときの勝手の違いが原因で事故を起こすことが多いようだ。
以下同率2位で「発進、停車時の転倒・バランスを崩した」(14.6%)と道路状態(濡れ・段差・点字ブロックなど)により転倒・バランスを崩した」(14.6%)との回答が。
また同率3位では「方向転換・カーブ時に転倒・バランスを崩した」(11.4%)、「子どもの状態(動く、寝ているなど))により転倒・バランスを崩した(11.4%)など、調査対象のなんと88.7%が転倒したり、バランスを崩した経験があると答えた。
1位の事故原因では、子どもの重さもさることながら、手持ちの荷物や買い物袋などの重量が原因で思いがけずバランスを崩した、ということもあるだろう。次の「お子様を前後の座席に乗せて走る際に、買い物袋など荷物はどのように自転車に乗せていますか」という質問では、回答の1位が「ハンドルにかける」で27.2%だった。
この荷物を「ハンドルにかける」というのが実はクセモノ。ハンドルに買い物袋のような重い荷物をかけるとバランスが崩れたり、袋が揺れてからまったり、曲がる際に重さで傾いたりと実に危ない。
これで後部に子どもを乗せている場合、車や通行人にも注意しつつ、転ばないようにバランスを取って乗る……というのはけっして簡単な技ではない。下手をすると、自分や子どもの命にも関わる行為である。
■予想外に多い自転車事故と子どものケガ
警視庁によると、自転車に幼児を同乗させたことのある保護者の11人に1人が、同乗していた幼児にケガをさせた事故経験があるという。…