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電子回路作成ツールの開発・製造を行う AgIC 株式会社は、電子回路の大判印刷技術の確立と、その事業化を発表しました。
電子回路作成ツールの開発・製造を行うAgIC株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:清水信哉、以下AgIC)は、2015年3月15日から18日まで米テキサス州オースティンで開催中のサウス・バイ・サウス・ウエスト・トレードショー(以下SXSW)にて、電子回路の大判印刷技術の確立と、その事業化を発表しました。
特殊な銀ナノ粒子インクを用いて専用紙に電子回路を印刷することで、これまで通常のプリント基板などでは難しかった大判サイズの回路の作成を安価に行えるという特徴があります。
また、同時に印刷した回路を制御する専用のコントロールユニットの発表も行いました。電子回路を印刷した紙に同ユニットを接続することで、紙上の特定の箇所をタッチスイッチとして利用することができます。また、Bluetoothを内蔵するため、スマートフォンやPCからの操作にも対応予定です。
触ると光るポスター広告、壁紙と一体化した照明など、平面をインターフェースとして活用するあらゆる分野に応用可能な技術となっています。
印刷済み用紙の価格は1030x1456mmのB0サイズで5-10万円程度、専用コントロールユニットはリースによる提供を予定しています。また、必要に応じた回路設計・プログラム開発サービスも提供します。
AgICは、銀ナノインクのペンと専用紙で簡単に電子回路を描くことができ、家庭用のプリンタでも電子回路を印刷できる技術を応用し、日本と米国で製品を販売しています。
[画像1: http://prtimes.jp/i/9615/4/resize/d9615-4-888001-0.jpg ]
[画像2: http://prtimes.jp/i/9615/4/resize/d9615-4-213646-1.jpg ]
[画像3: http://prtimes.jp/i/9615/4/resize/d9615-4-529917-2.jpg ]
* MESH project: 誰でも簡単に体験をデザインすることができるクリエイティブツール MESH を開発するプロジェクトです。
MESHはMake, Experience, Shareの略で、無線でつながる機能タグ(MESH Tags)とそれらをビジュアルで直感的にプログラミングできるキャンバス(MESH Canvas)から構成され、誰でも簡単に身近な物と組み合わせてインタラクティブな仕掛けを創り、体験することができることを特徴とします。…