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セリエA第30節が12日に行われ、日本代表FW本田圭佑が所属するミランとサンプドリアが対戦した。本田は負傷により欠場している。
第28節のカリアリ戦、前節のパレルモ戦と今シーズン2度目の連勝を飾ったミラン。この調子を維持して3連勝を飾りたいところだが、今節の相手は5位サンプドリアであるため、簡単な試合にはならなそうだ。
最初にチャンスを作ったのはミラン。14分と16分にマルコ・ファン・ヒンケルがミドルシュートを放ったが、いずれも得点には至らなかった。
一方のサンプドリアも22分、左サイドから切り込んだサミュエル・エトオが右足でミドルシュート。シュートはゴールの右へ外れた。
ミランは31分、マッティア・デストロがヘディングシュートを放ったが、エミリアーノ・ヴィヴィアーノがセーブした。36分にスタジアムの照明が消えるアクシデントが起きたが、スコアに変化はなく、0-0で前半を折り返した。
後半立ち上がりの53分、サンプドリアがペナルティエリア左でFKを獲得する。エトオとアンジェロ・パロンボが落としたボールから、エデルが強烈なシュートを放ったが、ここはミランの守護神ディエゴ・ロペスがなんとか弾き返した。直後の58分、ゴール前でエトオがボールを持つと、すぐに仕掛けずに一瞬の間が出来る。隙を突いたエトオが左足でパスを送ると、フリーになったロベルト・ソリアーノがキーパーとの一対一を制し、サンプドリアが先制に成功した。
追い付きたいミランも反撃に出る。74分、右CKを獲得すると、ジャコモ・ボナヴェントゥーラのクロスボールにフィリップ・メクセスが合わせた。しかしここはアルフレッド・ダンカンがなんとかブロックし、再びCKに。同じようなクロスからメクセスが競り合うと、こぼれ球をナイジェル・デ・ヨングがジャンピングボレーで合わせた。コースに入っていたダンカンがクリアを試みるが、無情にもボールはゴール左隅に決まり、ミランがなんとか同点に追いついた。
このまま試合は1-1で終了し、両チーム勝ち点1を分けあった。
次節、ミランは日本代表DF長友佑都が所属するインテルとのミラノ・ダービーを迎える。
【スコア】
ミラン 1-1 サンプドリア
【得点者】
0-1 58分 ロベルト・ソリアーノ(サンプドリア)
1-1 74分 オウンゴール(アルフレッド・ダンカン)(ミラン)