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トップ下の場合、マッチアップするのは相手レジスタ
現地16日、フィオレンティーナ戦を迎えるミラン。本田圭佑の出場は確定していないが、現地紙は70%の確率で先発を予想している。トップ下として起用された場合、どのようなタスクがあるのか?
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「本田?調子はいいよ、チェルチと同様にね。どちらを先発させるかはまだ決めていないので、これから見てみたい」
15日、フィオレンティーナ戦の前日会見で、インザーギ監督は本田の先発起用についてはぐらかした。もっとも16日のガゼッタ・デッロ・スポルトによれば、「本田70%、チェルチ30%」。
デ・ヨンクやモントリーボの故障、さらにポーリの警告累積と中盤に不安を残す状況では、純粋なウイングタイプのチェルチより中盤のプレスと組み立てに手を貸せる本田が使われる、ということなのかもしれない。
しかも今回の相手はテクニカルな選手を中盤に置き、イタリアでは異色のポゼッションサッカーを仕掛けるフィオレンティーナ。CBの要サビッチが欠場するが、3バックも併用するチームなので最終ラインのシステムは読めない。地元紙によれば、「インザーギ監督は相手のシステムを見て4-3-1-2か4-3-3を選択する」という。
前半戦の対決では右FWとして起用された本田に左SBをマンマークで当ててきたが、今回は本田のプレーゾーンが少し中になると仮定し(ガゼッタ・デッロ・スポルトはメネズとの2シャドーを予想している)プレビューをしてみたい。
トップ下の場合、タスクとしてはレジスタにプレッシャーをかけること。ダビド・ピザーロが故障の状態で、起用されるのはほぼ間違いなくクロアチア人MFミラン・バデリだ。
昨夏に獲得されて以降しばらくは精彩を欠き、フィレンツェではそれこそ「謎の存在」とみなされていたが、徐々にチームに馴染んでからは存在感を発揮。かつて「ザグレブの宝石」と呼ばれた正確なパスセンスを中盤の底で披露するとともに、守備でも体を張る。2月から現在まで続いたフィオレンティーナの復調の要因は、新戦力のサラーだけではなく彼の台頭にも依るところが大きい。
解任報道も強気のインザーギし
ユベントス戦と似たタスクになるが、まずは彼のプレーを限定させること。最終ラインとアンカーの連動を絶ち、パス出しを封じることで、フィオレンティーナのビルドアップを狂わせたい。その上で、前に出ることが出来るか。
そのユベントス戦ではピルロを限定することだけにとどまっていたが、チェゼーナ戦でトップ下起用されたボナベントゥーラは守備もやりつつ点にも絡んでいた。…