政治そのほか速
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私は先日グアテマラへ、仲間と冒険に近い旅をしてきました。
現在はインターネットに、観光地や穴場スポットなどきれいに写真が掲載されているので、選択肢が増えて、なおさらどこに行くべきか考える時代になったような気がします。
その日その場で宿泊先や行き先を決めていたのですが、本が書けるのではないかと思うほどの大冒険の旅になりました。ある日はジャングルに行ってみたり、明日はマヤ遺跡で朝日を見ようとか、その旅の気分で過ごしました。
百聞は一見にしかずとはよく言ったものですが、ガイドブックにあるようなきれいにされた場所に行くよりも、こんな所があるんだ!こんな人たちが暮らしているんだ!と発見の連続の旅の方が私は好みです。
NYには1979年から営業している、旅行専門の古本屋さん「Complete Traveller」があります。
残念ながら、私が記事を書いている内に実店舗は閉店してしまったのですが、現在はインターネットからの購入が可能です。
貴重な50年代や60年代の旅行についてのヴィンテージブックが販売されています。実際に行った時には、古本独特の良い匂いが漂う素敵なお店でした。
今はインターネットもあるので、事前情報はほぼ正確に仕入れることが出来ます。安全に、限られた時間を有意義に過ごす為にはとても重要なことだと思います。
しかし、ヴィンテージの本からは、知らない街に地図と勇気だけを持って実際に行って体験した、臨場感漂う旅を感じることが出来るんです。
例えば、私が気になったのは“Birds of NewYork Area”というNew YorkHarper & Row が1964年に出版した本。
NYのエリアごとにどんな鳥を見ることが出来るかが挿絵とともに書かれている本です。旅人ごとに違う景色を見ているんだと感じた本でした。
未来の行く先を古本から見つけてみてはいかがでしょうか。旅行専門の古本屋さんとはなかなか巡り会えないのでオススメです。
NYを歩いて見つけた、おすすめスポットはこちらから。
[The Complete Traveller Antiquarian Bookstore]