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(屏東 11日 中央社)南部・屏東県の農家では、日本へ輸出する際に切り落とされた、余剰のバナナを1、2本ずつ個包装して台湾内のコンビニエンスストアで販売し、新たな商機を生んでいる。
バナナ園を営む余致栄さんは、約2年前から収穫したものを一房5、6本に切り分けて日本向けに販売している。余さんによると、このような処理は労力がかかり、切り方により品質への影響もあるものの、日本の業者の厳しい要求を満たすためには仕方がないという。
そこで、日本への輸出のためにコスト増を強いられた農民らが考えついたのが切り分ける際に余ったバナナを少量ずつコンビニで販売する方法だったと同県農業処の姚志旺処長は語る。これにより、新たな価値が生まれ、消費者は本来は輸出用の高品質商品を購入できるようになった。
一方、余さんによると、コンビニに卸しているバナナは必ずしも余りのものでなく、数量が不足した場合は新たに切り分けているのだという。
日本向けの商品は、形や生育が良いバナナのみを選りすぐり、洗浄してから輸出されている。
(郭シセン/編集:名切千絵)