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悪の波動がほとばしる!
今回は「J-RPGの悪役10選」をご紹介。
ふさわしい悪役がいると最後までそのゲームをプレイしたくなるという観点から、海外ゲームメディア『Arcade Sushi』が作成したリストをご覧ください。J-RPGの悪役ということで、選ばれているのは全て日本のゲームのキャラクターです。なお、各作品のネタバレがありますので、ご注意ください。
■『二ノ国 白き聖灰の女王』/灰の女王
レイナスはある国の王女。レイナスが非常に幼い時に、父親は死んでいます。非常に幼かった彼女の代わりに国を治めていたのは、評議会のメンバー。
評議会は女王が幼いのをいいことに国を思い通りに操り、民たちを苦しめていました。その状況を打破するために、成長したレイナスは禁呪を使い、その影響で国民たちは全員魔物になってしまいます。結果、国民たちは殺し合い、彼女だけが生き残ります。その孤独から、彼女は灰の女王という幻影を生み出してしまうのです。
要するに、このリストでは灰の女王という幻影が悪役に選ばれています。少し特殊な悪役の形かもしれません。
■『STAR OCEAN: THE SECOND STORY』/ランティス
ランティスは惑星ネーデに住む科学者でした。彼はネーデ防衛のために十賢者という生体軍事兵器を開発します。しかし、彼の娘であるフィリアが、十賢者の防衛計画に反対する反乱軍のテロに巻き込まれて死亡。
ランティスは狂気にとらわれ、十賢者のプログラムを、ネーデを守護するものではなく、全宇宙の破壊するものへと変更します。その後、彼は自分と娘の思考ルーチンを十賢者のリーダーであるガブリエルに組み込み、自殺してしまいます。
■『ブレスオブファイアIV うつろわざるもの』/フォウル
フォウルはフォウ帝国の初代皇帝で、帝国を築いた後、600年間の眠りにつき、もう一人の主人公であるリュウが世界に出現した時、目を覚まします。眠る前に帝国側と皇位を返還するように盟約を交わしていたフォウルですが、帝国側はその盟約を一方的に破棄、逃げる彼を追います。
逃走の途中で出会ったマミという少女の優しさに触れ、人に絶望していたフォウルは希望を持ち始めますが、マミは彼を守るために呪砲(生贄となる人間を呪いの砲弾として目標に打ち出す兵器)の生贄に。結果、苦しみながらマミは死に、再び人に絶望したフォウルは帝国を壊滅させます。
■『FINAL FANTASY TACTICS』/ディリータ・ハイラル
貧しい家の生まれたディリータは、両親の死後に貴族の家へ引き取られ、王立士官アカデミーに通います。…