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滋賀県多賀町の民間天文台「ダイニックアストロパーク天究館」が発見した小惑星が「Heiankyo(平安京)」と命名され、同館が19日発表した。
京都情報大学院大の作花一志教授が、平和を願ってつくられたとされる都の精神を世界に発信すべきだと名前を提案。平安時代には天体観察が進んだことにもちなんだ。
同館によると、これまでの観測で、大きさは十数キロメートル、ジャガイモのような形とみられる。火星と木星の軌道の間を回っており、太陽を約3年10カ月で1周する。
1992年5月、当時天究館職員だった杉江淳さん(56)が発見。今年1月、国際天文学連合に登録された。