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カモミールは昔から、大人から子どもまで幅広く利用されてきました。特に子どもの寝つきの悪さやかんしゃく、胃腸症状やアレルギー症状の改善などの民間(伝統)療法として使われていたようです。
カモミールといえば、ハーブティーがおなじみですが、ハーブだけでなく、精油にもさまざまな作用や効果が期待できるといわれています。今回はそんなカモミールの効能について知っていきましょう。
■リラックスにはローマン、抗炎症にはジャーマン、カモミールの種類とは
カモミールにはジャーマン種とローマン種があります。どちらもリンゴのような甘酸っぱい香りがありますが、成分が少し違います。
・カモミールジャーマン
ハーブティーでおなじみなのはカモミールジャーマン。「カミツレ」という和名も有名ですね。炎症を抑えるといわれている「カマズレン」という成分が多く含まれており、精油の色は濃いブルーをしています。
また、カモミールジャーマンは学名をMatricariaといい、これはラテン語で「子宮」や「母」を意味します。そのため、冷え性や月経痛など、女性を悩ます症状にもいいと昔から言われています。
・カモミールローマン
同じカモミールでも、ローマンはジャーマンに比べてカマズレンの含有量が微量なため、精油の色はだいぶ違います。しかし、香りはローマンのほうが、クセが少なく、芳香浴に向いているといえるでしょう。
カモミールローマンは、リラックスに向いているといわれ、ストレスや子どものぐずり、寝つきを緩和させる効果があるといわれています。
■キク科アレルギーの人は要注意
カモミールの抗炎症作用はアレルギー症状によいとされ、アトピーなどの皮膚炎や花粉症などに効果が期待されています。
しかし、比較的安全性が高いと言われているカモミールですが、ブタクサやヨモギなどのキク科のアレルギーのある人は要注意です。カモミールは、実はキク科の植物。それゆえ、キク科のアレルギーがある人には反応を起こす可能性があります。
不安な場合は念のためパッチテストを実施し、過去に症状が出たことのある人は、利用を避けたほうがよいでしょう。
■カモミールのおすすめの利用法
特にキク科アレルギーのない人の場合、まずはハーブティーがおすすめです。カモミールティーにはカフェインが入っていないので、子どもにもおすすめですし、炎症を抑える働きがあるとされるので、花粉症にも有用かもしれません。就寝前にはミルクティーにすると、とてもおいしく、リラックス効果も期待できます。…