政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
女性の社会進出とともに、夫婦の家事分担に対する理解が広まりつつある昨今。ヨシケイ開発は「夫の夕食作り参加に関する意識・実態調査」で、“夫の夕食作り”と夫婦仲の関連性などを調査しています。
【画像が掲載された記事、より大きな画像、その他の画像など】
同調査は20~40代の共働き夫婦が対象。平日に月1回以上夕食を作る夫を「平日クックパパ」、休日に月1回以上夕食を作る夫を「休日クックパパ」、平日も休日も全く料理をしない夫を「ノンクックパパ」とし(各200名)、それぞれを夫にもつ妻(計600名)にも質問しています。
■夕食作りは“家族のため”
調査では、80.5%の平日クックパパと85%の休日クックパパが、夕食を作ることに幸せを感じていることが分かりました。夕食を作るモチベーションについては、「妻(家族)の負担を減らしたいから」「妻や家族が喜ぶから。食べてもらうのが嬉しいから」などの理由が挙げられており、自分よりも家族のために作っている傾向がうかがえます。
■夕食作りの有無で夫婦仲に違い
夫が夕食作りをする夫婦ほど、コミュニケーションをよくとったり、感謝の気持ちを伝えたりしており、夫婦の円満度が高いようです。
「夫婦の会話は多い方だ」という設問に対しては、平日クックパパと休日クックパパ、そしてその妻ともに半数以上の人が「とても思う」「まあまあ思う」と回答しています。一方「全く思わない」と回答した人は、ノンクックパパが11.5%、ノンクックパパの妻が18%となり、平日クックパパや休日クックパパの夫婦と比べて圧倒的に多くなっています。夕食作りは、夫婦がコミュニケーションをとるカギになっているのかもしれません。
また、「夫は感謝の気持ちを口に出して伝えてくれる」かを問う設問でも、「全く伝えてくれない」と回答したノンクックパパの妻は22.5%で、平日クックパパや休日クックパパの妻の割合を大きく上回りました。
■夫の夕食作りは子どもの教育にも影響?
夫の夕食作りは、子どもの教育にも影響する可能性があるようです。「子どもは家のお手伝いをするか」という質問をそれぞれの妻にしたところ、「よく手伝う方だと思う」「まあまあ手伝う方だと思う」と回答した平日クックパパの妻は54.5%、休日クックパパの妻は46%、ノンクックパパの妻は31%となりました。両親が協力して家事を行なう姿を見ている子ほど、家のお手伝いをするようになるのかもしれません。
夫婦関係や子どもの教育において、良いとはいえない傾向が明らかになったノンクックパパたち。まずは便利な調理器具を用意したり、下準備が済んだ“料理キット”を購入したりして料理の敷居を下げれば、夕食作りに参加するきっかけが生まれるかもしれません。