２０２０年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとして建て替えられる国立競技場（東京都新宿区）の解体工事が５日、報道陣に公開された。１９６４年東京五輪の舞台になった日本スポーツ界の聖地は、座席の取り外し作業などに続いて２日から大型重機による建物本体の本格的な取り壊しに入った。９月末の完了を目指す。

　　約８万人収容となる新国立競技場の建設は１０月に始まり、ラグビーのワールドカップ（Ｗ杯）日本大会の開幕戦と決勝の会場として使用される１９年に完成する予定。