フリーで仕事をしていると、月に一度請求書を書くのだが、その際に気をつかうのが宛名書き。手書きで送る場合、名前の間違いがないか気をつかうのだ。例えば、サイトウさんには斉藤と斎藤と齊藤と齋藤がいて、そのどれなのか確かめて書くので、意外と時間を食う。
　そこで今回は名前の書き間違いに関して、「教えて！goo」の中からこの質問をセレクトしてみた。
　
　「名前の間違え．マナーについて……」
　
　質問者のdreams_doさんは、手紙をもらうと名前の部分の漢字が間違っていることがほとんどなのだという。その度に不快な思いをするので間違いを指摘したいが、あまり言うとうるさく思われるのではないかと心配している。
　
　やはり、名前を間違われるとイヤなものなのか、みんなの意見を見てみると……。
　
　■名前の間違いはやっぱり不快？ そうでもない？
　
　「私も漢字がむずかしいので、たまに間違われますが気になります。お気持ちが良くわかります」（nobuo4244さん）
　
　「私も苗字をよく書き間違えられますが、その時はすごく腹立たしいです」（swimmerdxさん）
　
　などなど、ほとんどの人が不快に思うようだ。名前は自分のアイデンティティなので当然のこと。だが、斉藤と斎藤と齊藤と齋藤の違いがすべて頭に入っているような人は稀だろう。人間誰しも間違いはあるもの。とはいえ、いつも間違えられる側はたまったものではない。そんな思いをよくしている人たちは、どう対応しているのだろうか。意見を拾ってみると……。
　
　■意外？ 間違えられ過ぎて気にしなくなる!?
　
　「僕の名前も難しい漢字なのでよく間違えられることがありますが、もう慣れました。今は気にしていません」（nori8841さん）
　
　「私の名前にも一文字間違えやすいものがあってよく間違えられるのですが、今では慣れてしまっています」（Hakuu001さん）
　
　というように、あまりに間違えられるので諦めの境地に達する人が多いようだ。指摘するのも面倒になるのだろう。しかし、間違えて覚えている側からすると、
　
　「私も間違えることはよくあるのですが、注意してもらえる方がありがたいです。逆にこっちが申しわけない気持ちになります。うるさい人だとは思わないと思いますよ」（csc2gukさん）
　
　と、きちんと指摘してもらった方がありがたいようだ。気にせずに指摘してあげるといいだろう。もし性格上、言いにくいのであれば、
　
　「友人などの知り合いの場合は、話のネタの一つとして、自分の名前はよく間違われるといったことを会話の中に混ぜると良いのではないかと思います」（mk2005さん）
　
　というように、普段の会話に織り交ぜて、さり気なく伝えるという手も。…