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東京ビッグサイトで開催中のAnimeJapan 2015にはREDステージ、GREENステージ、BLUEステージの3種類が存在し、その最大規模を誇るREDステージのトップを飾ったのが、スターチャイルドの情報番組「ワシスタ~意外とおもしろい番組~」の出張版だ。
ステージ上には、同番組の司会進行を務める鷲崎健さんとかなでももこさんが登場。その際には三味線や尺八を大胆に取り入れたバンドの演奏が行われ、オープニングに相応しい華やかな幕開けとなっていた。
このステージで取り扱われたのは、4月から放送がスタートする新アニメ『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』。
原作はブラッドレー・ボンドとフィリップ・N・モーゼズ氏によるアメリカ発のSF小説。Twitterで連載されるという異色の形で発表されている作品で、日本では有志の手によって翻訳が広まっている。
アニメは、「キルラキル」などを手掛けたアニメスタジオ・TRIGGERが制作を担当。
また、メインテーマにはBOOM BOOM SATELLITESが参加。さらにエンディングにはワールドワイドに活動を続けるロックバンド・Borisが楽曲提供するなど、音楽面でも注目されている。
ステージ上には本作に出演する声優陣の中から、森川智之さん(ニンジャスレイヤー役)、種田梨沙さん(ユカノ役)、水島大宙さん(スキャッター役)、能登麻美子さん(電子マイコ役)の4名が登壇。
まずは4人が思い思いに『ニンジャスレイヤー』らしさを全面に出した片言の日本語で挨拶し会場の笑いを誘う。
森川さんによると片言で、どこかおかしい日本語はアニメの中にも反映されており、さらに叫び声もあえて抑揚を付けず、カタカナ語をそのまま読むようにしているという。
出演者は口を揃えて最初は戸惑ったと言うものの、収録を続けるうちに、独特の言葉遣いが楽しくなっていったそうだ。
一方で、未だに独特の言葉遣いに慣れていない部分もあるようで、この日のステージ上でも正式タイトルが「アニメーション」なのか「アニメシヨン」なのか「アニメイシヨン」なのかで議論する場面も。
出演者も主張する意見が異なり、まだまだ謎の部分が多い様子だった。
また水島さんが演じるスキャッターは、第1話の前半で死んでしまうという衝撃的な展開であることも明かされていた。
世界観やセリフ回しだけでなく、ストーリー展開も他のアニメとは違う、一筋縄ではいかない作品になっているようだ。…