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元Hysteric Blueのボーカル・Tama(34歳)が、3月26日に放送されたバラエティ番組「ヨソで言わんとい亭」(テレビ東京系)に出演。1998年のデビュー時から全盛期にかけての給料事情を告白した。
当時はまだ高校生で、「(デビュー当時)給料はスゴい少なかったです」と振り返るTama。それでも学校に行きながらアルバイトをして10万円稼ぐ――それが大金だと感じる年代に、「(デビュー当時)いきなり12万円もらえるとかになって嬉しかった」という。
その後、Hysteric Blueは1999年に2ndシングル「春~spring~」が60万枚、4thシングル「なぜ…」が50万枚のヒットを記録することになるが、売れてきても給料は「ちょっと割増し」程度で「20万円にも行かなかった」とか。
また、給料とは別に「歌唱印税はないんですか?」と聞いてみたこともあったが、「そういう制度は無くなったんだよ」と騙され、Tamaには一切入らなかったという。一方、バンドの作詞・作曲を担当していた、ドラムのたくや(楠瀬拓哉)にはそれぞれの印税が入っていたため、高額納税者番付(長者番付)に載ったこともあるようだ。
Hysteric Blueは2004年3月、メンバーが逮捕されたことを受けて解散。これにより、CDなどの作品群は廃盤となったが、あるとき大手パチンコメーカーから楽曲使用依頼が寄せられ、かつてのヒット曲を新たにレコーディングしたことがあった。ところが、完パケまで行ったところで、パチンコメーカーの“お偉いさん”から解散理由のイメージの悪さを指摘され中止。結果、お蔵入りになるという悲劇に見舞われたこともあったそうだ。
なお、Tamaは2011年に楠瀬と共にユニットを結成。2014年にはソロでもアルバムを発売している。
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