政治そのほか速
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Inc.:私たちは過去半世紀にわたり、いくつもの質の高い企業文化について研究し続け、最近は書籍刊行に向けて85万人以上を対象に調査を実施しました。その結果、仕事において人はどんなことに一番喜びを感じるのか、どんな理由で一番熱心に仕事に取り組めるのかが明らかになりました。
今まで正しいと思っていたことのほとんどが、実は間違っていたのです。
この記事の読者は、仕事の幸福感、モチベーション、献身に関する別の記事をすでに読んだことがあるかもしれません。そうした記事のほとんどは、コミュニケーションの透明性、信頼、権限譲渡、パフォーマンスや実力を認めてもらうこと、明晰さ、お金、習熟、当事者意識、仕事への興味や目的意識、といったことを羅列していることでしょう。
もしくは、それに加えて、企業内のレクリエーションとしてソーダ水などの飲料を無料で提供することや、職場の飲み会、職場に子どもを連れてくるファミリーデーなどを提案しているのが一般的です。
そうしたことに問題があるわけではありませんが、研究結果が示しているのは、職場には目的意識ではモチベーションが湧かない人達がいるということです。驚く人もいるかもしれませんが、本当のことです。
風通しの良い企業文化があっても居心地が良いと感じない人もいます。個人個人への権限譲渡をそれほど求めていない人もいますし、お金がモチベーションになる人もいますが、そうでない人もいるのです。
ここで、Steven Reiss氏に注目してみましょう。同氏はイエール大学でPhDを取得、ハーバード・メディカル・スクールで臨床心理学のインターンシップを修了した後、オハイオ州立大学で何年も教鞭をとりました。
何が人のモチベーションになるかに関する研究を集中的に行い、多くの専門家が認めているよりもはるかに強い度合で、人は一般化できない「個人」であると主張しています。「どんなことで幸福になるかは個人によって大きく異なっています。他人と競争することや競争に勝つこと、富が幸福感の最大の源になる人もいれば、自分が有能であると感じたり人と社交することで、より大きな満足感を覚える人もいます」。
彼の論点は「万人を幸福にする方法はない」ということです。
我々の研究がこれに付け加えたいのは以下のことです。「1人ひとりの人間にさまざまな度合で幸福感を与えられるモチベーションを23個発見しました。それは「挑戦することや他人より秀でること」に始まり、「奉仕とチームワーク」「娯楽と共感」「富と名声」「創造性と学習」にまで及びます。…