政治そのほか速
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2015年3月31日、韓国・聯合ニュースは、中国人観光客の韓国での消費が大幅に減少していると伝えた。原因は個人客の増加や中国国内で反腐敗運動が進んでいることが挙げられる。参考消息網が伝えた。
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今年2月の旧正月期、ソウル中心部にあるロッテデパートを訪れた中国人観光客数は来客数全体の26%と過去最高を記録した。しかし1人あたりの消費額では56万ウォン(約6万円)と、去年に比べ14%、13年に比べると38%も減少した。
デパート側では主な原因は消費者のブランド離れや個人客の増加、中国国内で反腐敗運動が進んだことなどにあると見ている。さらに円安やユーロ安の影響により海外ブランドを韓国で購入するうまみが減少したこと、中国人観光客の年齢層が高級ブランドを好む中年から流行品を好む若者へとシフトしたことなどが挙げられる。
こうした状況の中、韓国のデパート業界では中国国内の銀行と提携するなどし、中国人観光客の取り込みに力を注いでいる。デパート側は銀行の顧客データを活用して、比較的富裕層を対象にプロモーション活動を展開したいとしている。(翻訳・編集/谷)