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発売が遅れていたホンダの小型スジェット機『ホンダジェット(Honda Jet)』が、いよいよデリバリー開始か?
2月25日に、アメリカにあるホンダの航空事業子会社が発表した“パイロット訓練用の専用フライトシミュレーター導入”はその前準備だと思われる。
■ 巡航速度778km/hを実現する7人乗りジェット機
『ホンダジェット』は、ホンダ創業者の故・本田宗一郎氏の夢でもある“航空機事業への参入”を実現するために開発された、オール自社製の航空機だ。
富裕層やビジネスマンから需要のあるアメリカで発売予定の同機。ボディは全長42.62フィート(12.99m)で7人乗り。主翼上にエンジンを搭載する独特なデザインを採用するなどで、巡航速度778km/h(420ノット)、航続距離は2,185kmを実現する。
同タイプの航空機のなかでは、かなりの高性能ぶりを発揮する『ホンダジェット』は、当初発売予定だった2013年にかなり注目を浴びた。が、FAA(アメリカ連邦航空局)の型式証明取得が遅れるなどで、デリバリーは延期。発売予定は本年2015年に変更されていた。
■ パイロット育成は発売の前準備?
その流れのなかでの、今回のパイロット訓練用フライトシミュレーター導入の発表。ジェット機の発売準備ができたためのパイロット育成かと推測される。
シミュレーターは、『ホンダジェット』を扱う子会社ホンダ・エアクラフト・カンパニーが、フライトセーフティ・インターナショナル社と共同で開発。最先端のソフトウェア技術を投入し、『ホンダジェット』の飛行特性を高精度で再現することができる。これはノースカロライナ州にある本社トレーニングセンター内に設置される。
■ 今後も出てくる日本製ジェット機
第二次世界大戦後に、連合軍により長年に渡り生産が禁止されるなどで、他国に比べ遅れている日本の航空機作り。ホンダの小型ジェット機の他にも、三菱航空機が『MRJ』という小型機を現在開発中で、こちらもかなり注目を浴びている。
これら久々に出る“完全日本製の航空機”が、世界中の大空を舞う日は近い。また、その翼たちが、新たな産業や経済復興の“追い風”を運んでくることに期待する。
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